【レポート】シアター・ダンス・バトル おどるのこと

月見の里学遊館

2012年01月07日 15:41

大変遅くなりましたが、昨年末12月11日に開催した
《シアター・ダンス・バトル おどるのこと ~踊らにゃそんそん祭~》のレポートです!


今回の《おどるんこと》は、オーディションを通過したダンスチーム(個人参加含む)8チームと、オーディションなしで館内パフォーマンス・エリアで上演するダンスチーム9チームを対象としたコンテストに加えて、袋井高校ダンス部および小学生たちが、港大尋さんと共にワークショップにて制作した作品上演と、港大尋さん率いるソシエテ・コントル・レタとユン・ミョンフィさんによるパフォーマンス上演と盛りだくさんのプログラムでした。

コンテストでは一般投票によるグランプリと、ゲスト審査員の柳澤望さん(劇評家)が選ぶ月見の里学遊館賞が用意されました!



◆館内パフォーマンスはこのように大盛り上がり!









◆ユン・ミョンフィ×港大尋&ソシエテ・コントル・レタによるホンワカ空気を切り裂くパフォーマンスで幕は開きました!








◆こちらは一般投票にてグランプリを受賞した竹尾さやかさんのパフォーマンス。








◆港大尋と子どもたちによる不思議なステージ。本番直前になって子どもたちが唐突に決めたブリッジ!








◆袋井高校ダンス部と港さんの弾くバッハとのコラボレーション。たった4回のワークショップによる作品。








◆そして、月見の里学遊館賞は、失礼ながら“大穴”、館内パフォーマンス組の鈴木久恵チーム!








◆惜しくも僅差でグランプリを逃した袋井高校ダンス部チアチームには、急遽特別に“準グランプリ”を授与!









◆打ち上げでは即興セッション!全員参加の狂喜乱舞の宴となりました。









今回の《おどるのこと》では、当館レジデンスアーティスト2011である音楽家の港大尋さんがディレクションをしました。港さんが再三主張していたことを筆者なりにまとめると「世のダンスがライブの音楽とのコラボレーションとなっていない。ダンスという身体表現は、本来的には生身の演奏家が奏でる音楽(リズム)と呼応するもののはずだ」というものでした。このコンセプトを柱に、ワークショップによって制作したものと、ユン・ミョンフィさんの作品では、生バンドとのコラボレーションをプログラムしました。

ゲスト審査員の柳澤さんからは、そうしたコンセプトを踏まえつつ、ダンサー同士、そしてダンサーと観客とのコミュニケーションが見て取れるパフォーマンス、そして月見の里学遊館という空間にふさわしいパフォーマンスに賞をあげたいとのご提案があり、館内パフォーマンス部門の鈴木久恵さんチームが月見の里学遊館賞を受賞されました。柳澤さんはご自身のブログで今回の《おどるのこと》について論じられているので、ぜひご覧ください。(plankblank : 月見の里でおどるのこと http://blog.livedoor.jp/plankblank/archives/4974587.html


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